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2021.11.01コラム

コラム28:「ストレージビジネス」について…

「ストレージビジネス」とは、空き地や空き空間の有効活用を主体としたレンタル事業のことを言います。
このビジネスは、アパート経営のように建物を建設する大掛かりな投資コストが不要で、やり方によっては安定した利回りの高い収益が得られるのが特徴です。
よって今回のコラムでは「ストレージビジネス」について詳しく解説してまいります。

◆屋内型トランクルーム事業◆
「屋内型トランクルーム事業」とは、事務所ビル内を壁を設けて区切るなどして各スペースを設け、それを収納スペースとして貸し出すサービスです。
屋内型ですので、空調やエレベーター、機械警備(セキュリティ)が完備されているといった、設備が充実している点が利点です。
但し、事業するにはそれなりにコストがかかります。
よってレンタル料は、屋外型に比べて割高になります。
また、都市部から離れたのどかなエリア(郊外)では、集客に向かないのもこの事業の難点です。

◆屋外型コンテナ事業◆
「屋外型コンテナ事業」とは、海上用のコンテナを収納用として改造し、それを貸し出すサービスです。
一般家庭では、季節モノの衣料、アウトドア用品やサーフボード、車のタイヤなどの趣味用品の収納として主にご利用いただけます。
企業・個人事業主へは、業務に関する物品の保管や利用頻度の少ない備品の保管庫としてご利用いただけます。
コンテナの前まで車の横付けが可能な屋外型タイプは、家財道具・家電製品・資材など、重い荷物の出し入れに便利です。
荷物の運搬が多い、引越しの一時保管に多く利用されているのも特徴です。
屋内型よりも屋外型の方が収納のサイズも大きく、引越しの家財道具やオフシーズン用品などもらくらく収納できます。
もちろん24時間365日出し入れが可能です。
屋内型トランクルーム事業は、都市部にあるという立地や空調やセキュリティ環境が整っているということで割高になりますが、立地や環境を気にしないのであれば、屋外型コンテナのトランクルームをレンタルした方が料金を安く利用することができます。

◆コインパーキング事業◆
車社会の沖縄県では、移動手段として自動車は必要不可欠です。
そうした需要を背景に、都市部や繫華街を中心に安定的な需要があるのが「コインパーキング事業」です。
「コインパーキング事業」は、利用率によって売上が上がっていくので稼働が良ければ、月極駐車場よりも高い収益を期待できます。
近隣のコインパーキングの料金を確認し、適切な料金の設定を行えれば利用率は安定し、更なる収益の増加も見込めます。
無人で経営でき、人件費がかからないのも魅力です。
但し、事業始める場合、精算機やロック板といった機械の設置費用や場内の舗装、看板の設置費用など、月極駐車場と比べるとコスト(初期投資)はかなりかかります。
初期投資以外にも、機械の修理費用といった突発的なものから、毎月の電気料などのランニングコストもおさえておかなければいけません。
すでにコインパーキングが供給過多になっているエリアもありますので、事前に市場調査を行いましょう。
また、初期投資のかかる事業ですから、専門家へ相談し、事業計画書をしっかりと作成して事業スタートすることをお勧めいたします。

◆貸看板事業◆
自身が所有する建物や土地などの空きスペースに、看板を設置し、自社の宣伝や店舗までの誘導などを行いたい企業さんにそれを貸し報酬を得るのが「貸看板事業」です。
貸し看板は、「月に〇万円」あるいは「年に〇万円」というように、定期的な収入が得られるます。
貸し看板には、大きく分けて3つの種類があります。
①屋上看板:ビルやマンションなどの屋上に設置する看板。
②壁付け看板:ビルやマンションなどの壁に設置する看板。
③野立て看板:道路沿いの地面に設置する看板。
この事業は、初期投資があまりかからない・撤去が簡単・目立つ場所であれば狭小地や歪んだ土地でもできる・管理に手間がかからない、以上のようなメリットがあります。
但し、高収益は期待できない・災害時に看板が落下しないか…など気を付ける必要がある・「屋外広告物法」「景観法」「建築基準法」「道路法」守らなくてはいけない法律がいくつもある、以上のようなデメリットもありますので、しっかりとおさえておきましょう。
この事業は、人や車の通行量が多い位置であれば、不労収入を効果を期待できる面白い事業でもあります。
まさに!空間の有効活用!と言われる代表的な事業といえます。

今回は「ストレージビジネス」についての解説でした。
「ストレージビジネス」についてご興味を持たれた方は、ぜひお気軽に!弊社までお問い合わせ下さい。


株式会社ライフコーポレーションでは、業務のデジタル化を進めながら、コロナ禍の最中でも工夫した業務形態を進め、賃貸マンションの入居率向上に努めてまいります。
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